[2011年度] 東日本大震災3月11日直後からアメリカのレインボウ本部と連携を取り、準備を重ねてきました。福島県大熊町教育委員会が本プログラムの導入を決め、10月から公立小学校2校の2年生全員が本プログラムに参加しました。郡山市で活動するNPO法人ココネット・マムとの協働で本プログラムは提供されました。実施に先立ち、シルバーライニング・ファシリテーターの養成講座を9月に行いました。
 また、東京でもシルバーライニング・ファシリテーター養成講座を実施し、要望が出た時に、すぐに実施できる体制を整えました。

   参加した子どもさん達は、やさしさを発揮する、やる気が出る等の変化がみられています。以前より、感情のコントロールが上手になった子どもさんもいる等の効果がみられています。プログラムのファシリテーター役を務めてくださっているのは、地震前から活躍している大熊町の読み聞かせの会のお母さま達です。ファシリテーターの方々もプログラムにかかわりつつ、相互のつながりが以前にも増しています

[2012年度以降2015年度までの歩み]シルバーライニングを上記の大熊町立熊町小学校および大野小学校にて、毎年実施しています。東日本大震災復興支援財団「子どもサポート基金」(2012年年度、2014年度)の助成を受け、プログラムで使用する絵本の購入やシルバーライニング関連の印刷物「気持」の翻訳・印刷などもできました。東日本大震災後、大熊町の方々は年月の経過と共に生活状況が変化、先の見通しが持ちにくい状況が続いています。度重なる転居も余儀なくされ、その度に学校も友だちも生活も変わります。子ども達は大切な友だちや先生、慣れた場所を失う経験を繰り返しています。感情にむきあう経験や友だちとのつながりなど本プログラムで体験し、参加した子ども達が安定し優しさを発揮していると伺っています。その効果が修了後も持続していることが、2014年度の参加児童への調査でわかりました。2015年度のシルバーライニングを修了し、大熊町立の小学生全員がこのサポートを受けたことになります。この春には借り上げ住宅等が提供され、会津若松市からいわき市に多くの方が転出しました。転居先には町立の学校はないので、大熊町民としていわき市立の学校に転校します。この複雑な環境に子ども達はどのように適応をしていくのでしょうか?今後、ますます、子ども達の心を支えることが必要となるでしょう。
活動の詳細は、本HPのセンターからの「おたより」をご覧ください。各号に報告を掲載しています。

[NEW]公益財団法人東日本大震災復興支援財団子どもサポート基金の活動レポート2012年第3期もあわせてご覧ください。

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